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原題:Deadpool 2
120分

 最愛の恋人と再会したウェイドは幸せな毎日を送っていた。しかし恋人のヴァネッサが殺されてしまい、自暴自棄になってしまう。しかし超人になってしまったせいで自殺を図るも死にきれず、コロッサスからはしつこく勧誘を受ける。X-MENに見習いとして参加した最初の任務ではミュータント孤児のラッセルと出会う。ラッセルのためにデッドプールとして好き勝手な振る舞いをしてしまうのだが……。

 幸せを掴んだかと思いきや不幸な世界へと転がり落ちてしまったデッドプールはどこか覇気が無く、前作と比べたら勢いがなかった。その代わりに運の良さと意外にも高い身体能力が目立つドミノが活躍していたように思う。前作の暴走ぶりが10だとすれば、本作はせいぜい6といったところだろう。終盤では暴走ぶりも見られるものの、そこまでの控えめな面が長く印象に強い。物足りないというやつだ。

 アクションはあって随所の演出もそれらしい。本人が言っていたようにファミリー向けの映画といったらいいのか、せっかく良い豆を使って苦く香り高い珈琲を淹れた後で安いミルクをどばどばと投入したようなものになっていた。それはそれで美味しいのかもしれないが、珈琲とカフェオレは別物の飲み物だ。きっとこのデッドプールを求めている者も居るのだろう。だがイレギュラーな存在を求めていた私は落胆した。

 ここまで文句ばかり並べ立ててしまったが、本作も個人的には好んでいる。アクションが見たい。スプラッターも見たい。ついでにジョークや下ネタもあれば娯楽としては良い。そんな私の欲求を詰め込んであった。ところが残念なことにその引き出しは鍵が掛かっていた。いや、奥で何かが突っかかっていただけという可能性も考えられる。とにかく良い題材は眠っていたが、引き出しきれずに仕舞われてしまった。惜しい作品である。#マーベルシリーズ #デッドプールシリーズ

〔 816文字 〕 編集

原題:Deadpool
108分

 末期癌で死を待つ身となってしまったウェイドは藁にもすがる思いで怪しい男に連絡をする。おかげで癌は寛解どころか完治し、おまけに信じられないほどの能力を手に入れる。それはあらゆる怪我をすぐに治してしまう能力だったが、代わりに醜い外見となってしまうのだった。ウェイドは赤い衣装で身を包み、自身の外見を変貌させた者への復讐を誓って武器を手に取った。

 普段はマーベルどころかアメコミ全般を観ないのだが、それでもやはり話題作や注目作ともなれば耳にも目にも入る。アクション映画そのものは好きで勧善懲悪だって悪くない。だが、マーベルはヒーローが多すぎる。ちゃんと観ようと思えば時系列順か公開順に目を通さなければ、細部での謎を残したまま見終わってしまうのである。

 それでも何かしらは見ておきたい。そう思った時にちょうど良かったのが、コメディ色の強い赤くて変態で自分勝手なデッドプールだった。実際に映画を視聴してみてその選択に間違いは無かったと確信した。彼は私が思うよりもコメディリリーフ色が強く、下ネタが多く、私利私欲で好き勝手に動き回ってくれた。それはもう素晴らしいくらいに。

 アクションも演出もカメラワークも何もかもが好み通りで、好きな映画だと言える。今年観た映画で何かオススメを聞かれたら、パリの恋人と答えるだろう。……パリ? デッドプールは? と思ったかもしれない。そこにももちろん意味はある。何も考えずに楽しむ映画としては満点だろう。血や欠損といった表現が苦手でなければだが。

 彼は王道から外れたヒーロー(本人はヒーローではないと言っているが)で、正に邪道と呼ばれる存在だろう。作中でも彼の暴れっぷりは十分に伝わっている。しかしストーリー自体は想像の範囲にすっぽり収まってしまう程度には王道だった。もっと最後の最後で自身が物語のキャラクターだと理解した強みを発揮して欲しかったのだ。

 どう足掻いても勝てない相手に絶望してみたり、脚本を書き換えてその存在自体を無かったことにしてみたり。私が彼に求めているのはヒーローらしくないヒーローを上回る存在、もはや映画監督そのものとして暗躍する姿だったのだ。そんな物足りなさは残るが、面白い映画ではあった。引き続き続編にも目を通してみようと思う。#[マーベルシリーズ] #[デッドプールシリーズ]

〔 999文字 〕 編集

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